ジオ阪急高槻|介護保険を活用した住宅改修工事
冬の冷え込みが厳しい中、毎日のお仕事を頑張っておられるお施主様。
「仕事が終わったら、息子と熱いお風呂に入るのが楽しみです」
そんなお言葉を励みに、心を込めて改修工事をさせていただきました。
今回ご依頼いただいた住宅改修の内容は以下の通りです:
- 玄関の上り框(かまち)に踏み台を設置
- 和室の出入り口に手すりを設置
- 浴室の開き戸を折れ戸に変更
- 浴室の出入口の段差をスロープで解消
介護保険を活用した住宅改修工事に関しては、市役所への申請も含めてすべてお任せいただけます。
ケアマネジャーさんとの連携や現地確認も当店で対応いたしますので、お気軽にご相談ください。
玄関の踏台
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段差が大きく、仮設の踏み台でしのいでおられました。
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アカシアの集成材を使用し、床色に合わせてオイルステインで着色。
耐久性と見た目の美しさを両立した踏み台に仕上げました。
ローカから和室への手すり
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和室の出入りに不安があり、補助が必要とのことでした。
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左側に手すりを設置。日常の動作確認を行いながら、使いやすい高さと位置を調整して取り付けました。
浴室入り口扉の取り替え
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き戸は介助時や車椅子での使用に支障が出ることもあります。
開
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折れ戸に変更したことで、開閉時の動線が広がり、介助がしやすくなりました。
浴室内もスッキリとした印象に。
浴室入口の段差解消
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段差は約12mm。小さな段差でも車椅子やつまずきの原因に。
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樹脂製スロープを設置し、つまずきを予防。安全性が高まりました。
◆ 浴室入り口の段差解消(スタッフの想い)
実は私自身、25歳の頃に仕事中の事故で背骨・骨盤・大腿骨を骨折し、長い間寝たきりになった経験があります。
その後は車椅子での生活を余儀なくされ、思うように動けない日々が続きました。
リハビリも本当に大変で、不自由な暮らしの中で感じたもどかしさや不便さは、今でも忘れられません。
だからこそ、今回のような住宅改修工事においては「ただ施工する」だけでなく、
動作確認や生活動線をしっかり把握することを何より大切にしています。
あの頃の苦労が、今少しでもお客様の役に立っていればいいな――
そんな思いで、スロープの角度ひとつにも気を配って施工させていただきました。
まずは相談だけでもどうぞ072-662-0620受付時間 9:00-20:00
お問い合わせ 確認次第ご返事いたします