ベランダ防水 高槻市萩之庄 Y様邸
先日に続き、ベランダの防水工事を行いました。
2階ベランダからの雨漏りが原因で、玄関と廊下の天井に穴が開くほどの被害が発生していました。
Before





ベランダの床は防水層が劣化し、ひび割れや浮きが多数。
天井には雨染みが広がり、長年の雨水侵入の跡が見られました。
After







今回ご提案したのは「ウレタン防水密着工法」です。
まず下地をしっかり乾燥させ、プライマー(接着剤)を塗布。
その上に防水材を2回塗り、最後に滑り止めトップコートで仕上げました。
5つの工程で仕上げるため、施工期間は約3日間。

また、屋根の雨樋からの排水が一時的にベランダへ流れ込む構造だったため、

雨樋の勾配と流路も見直して、再発防止のご提案をしています。
天井の補修

既設の天井材がアスベストで出来ている材料でした

既存の天井材にはアスベストが含まれていたため、剥がさず上からベニヤを重ね貼りし、
その上にクロスを施工する方法を採用しました。
粉塵の危険を避けられ、処分費も抑えられる安全で合理的な工法です。
(仕上がったクロスの写真を撮り忘れましたが、仕上がりはきれいでした!)
山下からひとこと
ベランダの防水は、建物の寿命を大きく左右する大切な部分です。
見えない下地の処理をしっかり行うことで、雨漏りを確実に防ぎ、長持ちする施工ができます。
「見えないところこそ丁寧に」──これがヤマシタ工務店の信条です。
見積・相談は無料072-662-0620受付時間 9:00-20:00
お問い合わせ 小さな修繕だけでもOKベランダの雨漏りは、どんな原因で起こることが多いですか?
一番多いのは防水層の劣化やひび割れ、そして排水の詰まりです。
経年で防水材が硬化したり、雨樋の流れが悪くなることで、
水が滞留し、ベランダ下の天井や室内にまで雨漏りすることがあります。
今回の工事で採用した「ウレタン防水密着工法」とは?
液状のウレタン樹脂を塗り重ねて防水膜を作る方法です。
下地になじみやすく、凹凸のある形状にも対応できるため、
戸建てのベランダや屋上防水でよく採用される工法です。
どのくらいの期間で施工が終わりますか?
下地の乾燥時間を含めて、通常は2〜3日程度で完了します。
ただし、天候や既存防水の状態によっては前後する場合もあります。
アスベストの天井はどうやって安全に工事したのですか?
剥がさずに上からベニヤ板を重ね貼りし、
その上にクロスを貼る方法で仕上げました。
粉塵を出さずに施工できるため、安全でコストも抑えられます。
防水工事の耐久年数はどのくらいですか?
ウレタン防水は、適切なメンテナンスを行えば10〜12年ほど持ちます。
5年ごとにトップコートを塗り替えることで、防水性能を長く保てます。
工事中はベランダを使えますか?
施工中と乾燥中は立ち入りができません。
施工後24時間ほどで歩行可能になりますが、
完全硬化までは48時間ほどかかります。
