ガレージ床タイル張替え工事(下地準備編+幕板補修)|高槻市東和町 K様邸①【ヤマシタ工務店】
高槻市東和町のK様邸にて、
ガレージ床タイルの全面張り替え工事を行いました。
以前の施工が悪く、タイルが浮いたりガタついたりしていたため、
下地からしっかりとやり直します。
同時に、外壁幕板の一部補修もご依頼いただきました。
🌦 天候との勝負
初日は大雨予報でしたが、実際には一日中晴天☀️
予定通り、撤去と下地処理を進めることができました。

① 既存タイルの撤去
もともと、ガレージの乗り上げ面の溝上にタイルを重ね貼りしていたため、
車の重みでタイルが浮き上がり、ガタガタになっていました。
タイルを剥がして下地の状態を確認すると、
施工時のレベル調整が不十分で、勾配が狂っていたことも判明。

② 下地コンクリートの解体と整地
ゴミを分別しながら、タイル→コンクリートの順に撤去。
下地を14センチ以上掘り下げて、
新たにコンクリート+タイル分の厚みを確保しました。



③ メッシュ筋(鉄筋)の設置
車の乗り入れがあるため、6mmのメッシュ筋を採用。
既存コンクリートとのひび割れ防止のため、
差し筋アンカーで新旧コンクリートをしっかり連結しました。


既設のコンクリートと新しく打つコンクリートのひび割れ防止に、さし筋アンカーでメッシュ筋と繋ぎました

④ コンクリート打設
10cm厚で生コンを打設。
木ゴテでならし、あえて表面をザラザラ仕上げにして
後のタイルとの密着性を高めました。

⑤ 幕板の張替え補修も同時施工
建物の幕板部分は、経年劣化で水が入り塗膜が膨れていました。
これは幕板の裏側に防水層がなく、
コーキングも劣化していたため水が侵入していたことが原因。
本来は、
1️⃣ 幕板を張る
2️⃣ 水切り板金を取り付け
3️⃣ その上にサイディングを施工
という順序で施工すべきですが、
前回は逆の工程で行われていたようです。



このボゴボコしたのは幕板の裏に水が入り、幕板の裏に染み込んだ水が幕板の塗装を剥がそうとしています


補修では、
・古い塗膜を剥離
・水切りラインを再施工
・防水コーキングの再打設
を行い、見た目も機能も回復しました。


見積・相談は無料072-662-0620受付時間 9:00-20:00
お問い合わせ 小さな修繕だけでもOK既存のタイルをそのまま上から貼れませんか?
浮きや沈みがある場合はおすすめできません。
今回は一度撤去し、下地からやり直すことで長持ちします。
コンクリートはどれくらい乾かす必要がありますか?
通常3〜4日程度の養生が必要です。
その後、タイル張りに進みます。
メッシュ筋はなぜ必要なのですか?
車の重量によるひび割れを防ぐためです。
6mm径を使用し、耐久性を大幅に向上させています。
幕板のボコボコは放置しても大丈夫?
放置すると内部の木部が腐食し、外壁全体に影響します。
早めの補修が重要です。
