Panasonic製建具の歪み・不具合による建具交換工事(第2例)

以前、当社で行ったPanasonic製の建具交換の施工事例をご覧になったお客様から、
「うちも同じように扉が歪んできて困っている」とのご相談をいただきました。

前回の投稿はこちらです。

症状の内容

お客様宅でも、扉のスリット部分から接着剤の剥がれによる浮きや歪みが見られ、
寝室とトイレの2か所で同様の症状が発生していました。

原因を確認するため解体

一部の扉を解体し内部を確認したところ、周囲に木縁があるだけで、中は段ボール構造でした。
このような簡易構造では、長年の使用や湿気により歪みが生じるのも無理はないと納得です。

After

■ 寝室の扉

採光タイプの建具をお選びいただいたことで、室内が明るく開放的になりました。
光を取り入れつつも、アクリル製のモールタイプで目隠し効果もあり、安心です。

■ トイレの扉

開閉時に扉が邪魔になることを考慮し、折れ戸タイプへ変更
わずかなスペースでもスムーズな出入りができるようになりました。

施工のポイント

クロスの補修も不要なほど綺麗に収まり、見た目にも違和感がありません。
・今回は2か所同時の交換工事でしたが、作業はスムーズに完了し、お客様にも安心していただけました。


建具の不具合でお困りの方がいらっしゃいましたら、まずはご相談ください。
同様の事例に基づき、最適な交換方法や製品選定をご提案いたします。

内装リフォーム施工実績

暮らしやすさと心地よさを、空間から整える

壁紙や床の貼り替え、収納造作、建具調整、間取り変更など、内装全般に対応しています。
日々の小さな不便や変化に寄り添い、機能とデザインを両立した空間をご提案。
このページでは、実際の施工事例をご紹介しています。

ドアの歪みは修理で直りますか?

建具の歪みが軽度であれば、丁番調整やストッパー交換で直せる場合もあります。
 ただし接着不良や内部の構造劣化がある場合は、扉ごとの交換が必要です。

Panasonicのドアが歪む原因は?

多くは内部芯材(段ボール構造)や化粧板の接着不良によるものです。
 湿気や経年劣化が重なると接着力が弱まり、スリット部分から剥がれやズレが生じます。

保証やメーカー対応は可能ですか?

新築から10年以内であれば保証の対象となることもありますが、
 築15年以上経過している場合はメーカー保証外になるケースが多いです。
 その場合は弊社で交換・再施工のご提案が可能です。

ドア交換はどれくらいの時間で終わりますか?

1枚あたりの交換は半日〜1日が目安です。
 同じシリーズや色での再現も可能ですので、複数同時交換も対応しています。

交換時に枠も替えた方がいいですか?

はい。枠と扉の組み合わせで開閉の精度や見た目が変わります。
 枠ごとの交換が最もきれいに仕上がるため、今回の事例でもその方法を採用しました。