高槻市東和町 屋根修理|他社施工の手直しで棟包み板金を正しく補修
台風後に近隣の工務店で応急修理された屋根でしたが、
処理が不十分で雨漏れの恐れがあったため、当店に手直しのご依頼をいただきました。
🔍 現場の状況
棟包み板金が強風で飛散し、他社が取り付けた際に
短いビスを上から打ち込んだだけの状態でした。


さらに、ビスの頭にコーキングを塗ってごまかしており、
これではコーキングが切れた瞬間に雨が侵入します。

実際にビスを外してみると、空回りして全く効いておらず、
下地のヌキ板もスカスカで、板金をしっかり固定できていませんでした。

🔧 正しい修繕内容
- 劣化したヌキ板を新しい木材へ取り替え
- 300mmピッチで65mmの合金ビスを使用し、しっかり固定
- 新しい棟包み板金を設置し、横からトタン釘で止め付けて防水処理
- 割れていたカラーベスト部分も差し替え
これで、風圧にも強く、長期的に雨漏れの心配がない状態に戻りました。




⚠️ 他社施工で多いトラブル例
- 表面からコーキングで“フタをしただけ”の補修
- ビスが短く、下地に届いていない
- ヌキ板(棟下地)の腐食を放置
- カラーベスト割れを見逃し
一見きれいに見えても、内部構造まで正しく施工されていないケースは少なくありません。
こうした“応急処置のつもりが逆効果”な施工は、数年後に雨漏れの原因になります。




👷♂️ 山下からひとこと
「屋根の修理」と一口に言っても、
正しい下地処理と固定方法を理解しているかどうかで寿命がまったく違います。
今回の現場は、見た目を直しただけのずさんな工事でした。
当店では、下地の状態確認からやり直し、
本来あるべき固定ピッチと防水処理を徹底して施工しています。
安心して長く暮らせるよう、“ごまかさない修理”を心がけています。
見積・相談は無料072-662-0620受付時間 9:00-20:00
お問い合わせ 小さな修繕だけでもOK棟板金のビス止めはどれくらいの間隔が正解ですか?
一般的には300mmピッチが標準です。
短すぎると風で浮き上がり、長すぎると板金が歪みやすくなります。
コーキングで補修しても大丈夫ですか?
一時的な止水には有効ですが、根本的な修理にはなりません。
下地交換や板金の再固定が必要なケースがほとんどです。
