屋根の改修 高槻市深沢本町 U様邸②

今日から屋根の漆喰(しっくい)塗り替え工事に取り掛かっています。

既存の漆喰はすでに防水機能を果たしておらず、雨漏れの原因にもなっていました。
また、大きな地震などで棟が崩れるリスクも高いため、早めのメンテナンスが重要です。

漆喰は、屋根の瓦を固定し、雨水の侵入を防ぐとても大切な部分です。
劣化したまま放置すると、瓦ずれ・雨染み・下地腐食など二次被害につながります。

今回は、古い漆喰をすべて撤去してから新しく塗り直す全面改修
古い漆喰の上に重ねて塗る方法もありますが、今回は劣化が激しく、塗り代もない状態でした。
しっかりと既存の漆喰を剥がしてから新しい漆喰を施工しています。

午前中は順調に進んでいましたが、昼から雨が降ってきたため安全を考慮して作業を中断しました☔
屋根の上での作業は滑りやすく危険なため、天候判断も重要な工程のひとつです。


💡ポイント

・屋根の漆喰は10〜15年を目安に点検がおすすめ
・少しのひび割れでも早めの補修でコストを抑えられます
・ヤマシタ工務店は高槻市上下水道公認・建築一式登録業者として、屋根・外壁・内装すべて自社施工

見積・相談は無料072-662-0620受付時間 9:00-20:00

お問い合わせ 小さな修繕だけでもOK

屋根の漆喰はどんな役割がありますか?

漆喰は瓦の隙間を埋めて雨水の侵入を防ぐ、屋根の防水と固定を担う重要な材料です。
劣化すると瓦がずれたり、雨水が侵入して下地が腐食する原因になります。
放置すると屋根全体の寿命を縮めることもあります。

漆喰が劣化しているかどうか、どうやって判断できますか?

一番確実なのは、実際に屋根に上がって触れて確認することです。
漆喰は見た目ではわかりにくく、触ると「ボロボロ崩れる」「粉が落ちる」などの症状で劣化が判断できます。
また、屋根の下地の状態も歩くだけで判断できるため、職人が上がって初めて正確な状態がわかります。
最近はドローン点検が増えていますが、屋根に上がることもできない素人のパフォーマンス的な点検では正確な診断はできません。
やはり、職人が手で触れ、足で感じて判断するのが確実です。

工事はどのくらいの期間で終わりますか?

屋根の長さや状態にもよりますが、一般的な住宅では2〜4日ほどで完了します。
天候や下地の痛み具合によって前後しますが、状況に合わせて柔軟に対応しています。

定期的なメンテナンスは必要ですか?

はい。漆喰や屋根は定期的な点検がとても重要です。
「雨漏れしてきたから気づいた」というケースでは、すでにかなり深刻な状態であることが多いです。
たまたま目につく場所から漏れているだけで、壁の中や下地の奥に水が回っていることの方が多いのです。
そうなると補修範囲も広がり、費用が大きくなります。
雨漏れが起こる前に、10〜15年を目安に点検をおすすめします。

屋根の漆喰以外の部分も一緒に見てもらえますか?

はい。ヤマシタ工務店は屋根・外壁・内装・水道・電気まで一貫して自社施工しています。
漆喰の補修中に瓦のズレや雨樋の不具合を見つけた場合も、
その場で調整・補修が可能です。