カラーベストの葺き替え工事|高槻市城内町 N様邸

ゴールデンウィーク明けの工事で、体が少し重たく感じる中でしたが、
天気にも恵まれ、無事に屋根の葺き替え作業を進めることができました。

既存のカラーベストはひび割れがひどく
差し替え修理では追いつかないほど劣化が進んでいました。
この状態のままでは雨漏れの原因にもなるため、
全面葺き替えをご提案し、施工に入りました。

🔧 施工の流れ

既存カラーベスト撤去


 表面を丁寧に剥がしていくと、下地のアスファルトルーフィングが見えてきます。
 ところどころ破れや密着が見られ、下地補修が必要な状態でした。

新規ルーフィング張り


 防水性を確保するため、**改質アスファルトルーフィング(田島ルーフィング製)**を全面に重ね貼り。
 ここまで終えると、突然の雨でも安心して作業を続けられます。

アスファルトルーフィング張り

新規カラーベスト施工


 下から順に丁寧に張り上げていきます。
 棟部まで葺き上げた後、棟包板金(棟板金)を新しく取り付けました。

仕上げと清掃


 最後に雨樋の清掃と、
 錆びていた鉄線を耐久性の高い銅線に交換し、工事完了です。

 🌦️ 施工後

新しいカラーベストは防水性・耐久性ともに高く、
見た目もスッキリとした印象に生まれ変わりました。
今後しばらくはメンテナンスの必要もなく、
突然の豪雨にも安心してお過ごしいただけます。

 

 

多能工大工のカラーベスト張り

🧱 山下からひとこと

今回の工事では、既存と同じカラーベストでの葺き替えでしたので、
実際の重量は変わりません。
ただ、傷んだ屋根材や下地を一新することで、
建物への負担が均一になり、仕上がりとしては非常に軽快に感じられます。

屋根は普段見えない場所ですが、
下地のルーフィングや釘の状態ひとつで寿命が大きく変わります。
今後も点検とメンテナンスを重ねながら、長持ちする屋根にしていきましょう。

見積・相談は無料072-662-0620受付時間 9:00-20:00

お問い合わせ 小さな修繕だけでもOK

カラーベストの葺き替えはどんなタイミングで必要ですか?

目安は築20〜25年頃、または表面のひび割れ・色あせ・反りが目立ってきた時期です。
 特に雨漏れが発生する前の対応が大切です。

どんな屋根材に葺き替えできますか?

同じカラーベスト(スレート系)だけでなく、ガルバリウム鋼板など軽量金属屋根への変更も可能です。
 断熱・遮熱効果も高く、メンテナンスの手間を減らせます。

工期はどれくらいかかりますか?

屋根の大きさにもよりますが、通常は7日程度で完了します。
 天候の影響があるため、予備日を設けて進めます。

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