高槻市東和町|全面リフォーム施工事例【水回り・内装・外壁塗装】
今回のリフォームでは、キッチン・浴室・洗面室などの水廻りを一新するとともに、7.5帖のダイニングと隣接する6帖の和室の間仕切りを撤去しました。
さらに廊下の一部約0.5帖を室内へ取り込み、これまで分かれていた空間を約14帖のLDKへと作り変えています。
設備を新しくするだけではなく、間取り・構造・断熱・防音・収納まで見直し、これからの暮らしに合わせた住まいへ全面的にリフォームしました。
6帖和室+7.5帖ダイニングを約14帖のLDKへ
Before
もともとは6帖の和室と7.5帖のダイニングが壁と柱で仕切られ、それぞれ独立した空間になっていました。
今回はこの間仕切りを撤去し、廊下の一部約0.5帖も取り込むことで、ひとつの広いLDKへ変更します。










不用品の搬出
リフォーム着工時には、工事に不要となる家具や什器などの搬出からお手伝いしました。
処分については、高槻市の臨時ごみ収集も利用していただき、できるだけ処分費を抑えながら進めています。
仮住まいをせずに工事を進めるための工程づくり
今回のリフォームは工事範囲が広く、当初の打合せでは、普段どおり生活しながら工事を進めることは難しいとお伝えしていました。
お客様も工事期間中は家具付きのマンスリーマンションなどを借りることを検討されていましたが、打合せを重ねる中で、できるだけ仮住まいをせずに済む方法を考えることになりました。
そこで、まず生活に必要な家具・家電・日用品などを2階へ移動し、2階で生活できる環境を整えてから1階の工事に着手。
1階の工事が完了して生活できる状態になってから、続いて2階の工事へ取り掛かる工程としました。
この方法は、一度に工事を進める場合と比べて工期は長くなりますが、工程の組み方によっては人員を抑えて施工できるため、工事費の負担を抑えられる可能性があることも事前にご説明しました。
今回は、仮住まいにかかる費用や生活の負担も含めて検討し、できるだけ無理のない形で全面リフォームを進めています。

エアコンは綺麗に取外し
写真に写っているエアコンは6畳用のため、約14帖へ拡張したLDKでは能力が足りません。
そのため取り外してクリーニングを行い、2階の6帖和室へ移設しました。
まだ使用できるエアコンは処分せず、部屋の広さに合う場所で再利用しています。

窓から入る音への防音対策
和室の窓が北側と東側にあり、近隣から聞こえる声や生活音が気になるとのご相談をいただきました。
そこで、一部の窓はそのまま残すのではなく、窓を塞いで壁へ作り替える防音工事を行いました。
既存の壁を解体し、窓ガラスの内側に防音下地材のパワーマットを施工。

さらにその上からグラスウール断熱材を重ねています。
周囲の壁についても、既存の断熱材の上から新たにグラスウールを重ね、断熱性能も高めました。

窓を塞いだ部分については、防音材とグラスウールを重ねて施工し、外からの音が入りにくい壁へ作り替えています。

柱を撤去し、梁で構造補強
和室とダイニングをひとつの空間にするため、間にあった柱を撤去しました。
ただ柱を抜くだけでは建物の強度が落ちてしまうため、上部には新たに梁を入れて構造補強を行っています。
また、右側には建物全体のバランスを考え、耐力壁も新設しました。

間取りを広げる場合は、見た目だけではなく、柱・梁・壁の役割を確認しながら施工することが重要です。
床についても、和室の畳を撤去したうえでダイニング側と高さを合わせ、段差のない床に仕上げました。

押入れを解体したら、階段下に大きな空間が
押入れを解体してみると、階段下にかなり広いスペースがあるにもかかわらず、そのまま塞がれて使われていないことが分かりました。

せっかく使える空間なので、そのまま塞ぎ直すのではなく、サービス工事で階段下まで最大限使える収納スペースへ作り替えました。
After
6帖の和室と7.5帖のダイニング、さらに廊下の一部を取り込み、約14帖のLDKへ。
床・壁・天井まで一新し、以前とは大きく印象の違う明るい空間になりました。
天井には濃い木目を使用し、床や建具の明るい木目とのコントラストをつけています。
構造補強のために入れた梁は、あえて木を見せる仕上げとしました。




階段の形状に合わせて内部を造作し、奥まで収納として使用できるようにしています。

さらに階段の反対側が洗面室だったため、洗面室側にも扉を新設。
LDK側と洗面室側の両方から使える収納になりました。
解体して初めて分かる空間も多いのがリフォームです。
使えるスペースを見つけた場合は、その場で納まりを考えながら、できるだけ無駄なく活用しています。



最終日に、断熱性能を高めるため**LIXILの内窓「インプラス」**を2か所に設置しました。
**ブラインドは内窓の内側に取り付けることで、窓まわりに出っ張らず、すっきりと納まるようにしています。**見た目だけでなく、開閉の邪魔にもならないよう納まりを考えて取り付けました。
今回の内窓工事は補助金の対象となっており、2か所で68,000円の補助金を申請しています。
内窓による断熱性能の向上だけでなく、ブラインドの納まりまで含めて、窓まわりをすっきり仕上げました。
キッチン
キッチンBefore・After

既存のキッチンは幅1800mmの壁付けキッチンでした。
今回、LDK全体を広く使えるようにするため、1800mmから1200mmへサイズダウン。

LIXILのコンパクトキッチン「ティオ」をご提案しました。
ガスコンロからIHクッキングヒーターへ変更し、レンジフードも新しくしています。
キッチン自体をコンパクトにすることで、調理に必要な機能は確保しながら、LDKの床面積を広く使えるようになりました。
写真中央の柱から右側は、もともと和室だった部分です。
以前は窓もありましたが、近隣からの音が気になるとのご相談をいただいたため、窓を塞いで壁へ変更しました。
壁の中には防音パワーマットとグラスウール断熱材を施工し、防音・断熱対策を行ったうえで、LDKとして違和感なくつながるように仕上げています。
風呂
Before
既存のお風呂はタイル張りの在来浴室でした。
解体を進めると、窓際にある通し柱の根元が、長年の雨漏れによって大きく腐朽していることが分かりました。







腐朽した通し柱を補強
この柱は建物を支える重要な通し柱のため、そのまま壁の中へ隠すことはできません。

既存の通し柱に新しい柱を添え、金物で固定して補強しました。
見えなくなる部分ですが、こうした構造部分の補修はリフォームでは非常に重要です。

雨漏れの原因も補修
雨漏れの原因を調べたところ、今回施工した防水部分ではなく、ベランダの排水ドレン内部に穴が開いていることを確認しました。
改修用ドレンを取り付けたうえで、ウレタン防水を施工して補修しています。
After

浴室はLIXIL リノビオP 1116サイズへ。
在来浴室からユニットバスへ変更し、床の段差も解消しました。
窓は既存の位置を活かしながら納めています。

洗面室
浴室のリフォームに合わせて、洗面室も全面的に造り直しました。
既存の間仕切り壁を撤去して新しく造作し、床も補強しています。
洗濯機と洗面台を横並びで使えるようにするため、洗面台は幅500mmへサイズダウン。
LIXILの洗面化粧台と一面鏡を採用しました。
また、使い勝手を考え、壁面にはコンセントもサービスで新設しています。

浴室入口についても床の高さを調整し、段差のないバリアフリー仕様に仕上げました。

洗面室側にも階段下収納の扉を新設
LDK側から使用できる階段下収納ですが、奥側は洗面室に面しています。
そこで洗面室側にも小さな扉を取り付け、反対側からも収納できるようにしました。
洗面用品や日用品など、使う場所に合わせて収納できるようになっています。
玄関

玄関の上がり口には、出入りする際につかまる場所があった方が安心だと思い、手すりをサービスで取り付けました。
今回は住みながらの工事だったため、日々の生活の様子を見ながら工事を進める中で、「ここに手すりがあった方が安心だな」と気付いたことがきっかけです。
お客様が私山下の父と同じくらいの年頃だったこともあり、工事を重ねる中で自然と距離も近くなっていました。どこか親父を喜ばせるような気持ちで、「これを付けたら喜んでくれるかな」と思い、打合せではお伝えせずに取り付けました。
少し驚かせたい気持ちもあり、取り付け中は「いつ気付くかな」と楽しみにしながら付けました。
実際に気付いてとても喜んでいただき、その日の深夜にLINEで改めてお礼のご連絡までいただきました。こうした瞬間に、この仕事をしていて良かったなと、改めてやりがいを感じます。
※毎回行っているサービスではございません。今回は、住みながらの工事で日々接する中で関係性が深まり、ちょうど倉庫に使える手すりがあったこともあり、取り付けたものです。
2階和室
和室Before
2階の和室は、既存の聚楽壁や襖、障子、畳などに経年劣化が見られました。
今回は和室らしさを残しながら、内装を中心にリフォームしています。






和室After









壁は既存の聚楽壁の上から塗装しました。
畳は、半分が樹脂、半分がい草で作られた畳表へ交換。
代表の山下は畳職人の見習い経験もあることから、畳表の違いや品質も見極めたうえで選定しています。
い草の風合いを残しながら、色あせしにくく、長く青みを楽しめる畳です。
襖紙は新鳥の子「しんせん17番」を採用。
障子には、普通紙より破れにくいタフトップ障子紙を使用しました。
襖と障子の張替えも、代表の山下が自ら施工しています。
また、1階に設置されていた6畳用エアコンを取り外し、クリーニングを行ったうえで2階へ移設しています。
外壁塗装
既存外壁の状態を確認し、必要な下地処理を行ったうえで塗装しています。
外壁は見た目をきれいにするだけではなく、雨や紫外線から建物を守る役割もあります。
今回は室内の全面リフォームと同時に施工することで、建物の内外をまとめてメンテナンスしました。
Before
既存外壁は経年による汚れや色あせが見られる状態でした。

















After



外壁全体を塗り替え、建物の印象も大きく変わりました。
内装・水廻りだけでなく、外壁まで含めて一度にリフォームすることで、住まい全体をまとめて整えています。
工事を通して築けた信頼関係
工事期間中は鍵をお預かりし、お客様が朝からご不在の時にはこちらで鍵を開けて工事に入ったり、夜に外出される際には戸締まりまで任せていただくこともありました。
「いちいち許可を取らずに出入りしてもらって大丈夫です」と言っていただけるほど信頼していただき、長い工事期間の中で、親子のような距離感で工事を進めることができたように感じています。
工事中は作業に集中するあまり、こちらが気を使わせてしまった場面もありましたが、打合せは非常にスムーズで、お話の中からご希望や考えを汲み取りながら進めることができました。
完成後も大変喜んでいただき、私たちにとっても印象に残るリフォームとなりました。
まとめ
今回の高槻市東和町の全面リフォームでは、キッチン・浴室・洗面室などの水廻り設備の交換だけでなく、6帖の和室と7.5帖のダイニング、廊下の一部を取り込み、約14帖のLDKへ間取りを変更しました。
間仕切りの撤去に伴う梁の補強や耐力壁の新設、近隣からの音を軽減するための防音・断熱工事、階段下のデッドスペースを活用した収納造作など、建物の状態や暮らし方に合わせて施工しています。
また、浴室を解体した際には、雨漏れによって根元が腐朽した通し柱が見つかりました。新しい柱を添えて補強するとともに、雨漏れの原因となっていたベランダのドレンも改修しています。
外壁塗装や2階和室のリフォームまで含め、室内外をまとめて施工しました。
リフォームでは、壁や床を解体して初めて分かることも少なくありません。
ヤマシタ工務店では、設備を交換するだけではなく、現場の状態を確認しながら、必要な補修やより使いやすくするための方法をご提案しています。
こんな方におすすめのリフォームです
- 水廻りだけでなく、間取りも一緒に見直したい
- 和室とダイニングをつなげて広いLDKにしたい
- 柱を抜いたり壁を撤去したりする工事ができるか相談したい
- 築年数が経っており、解体後の構造や腐食も心配
- 雨漏れや断熱、防音などもまとめて改善したい
- デッドスペースを収納として活用したい
- 内装だけでなく外壁までまとめてリフォームしたい
高槻市で全面リフォームをご検討の方へ
全面リフォームは、建物ごとに状態も納まりも異なります。
特に築年数の経った住宅では、解体後に柱や土台の傷み、雨漏れ、断熱材の不足などが見つかることもあります。
ヤマシタ工務店では、大工工事だけでなく、水道・電気・内装・設備工事まで含めて現場を確認しながら対応しています。
高槻市・島本町で、
「水廻りだけでなく家全体を見てほしい」
「間取りを大きく変えたい」
「どこまで直した方がいいのか相談したい」
という方は、お気軽にご相談ください。
山下が直接伺います072-662-0620受付時間 9:00-19:00
お問い合わせ 写真だけ送って相談もできます和室とダイニングの間の柱は撤去できますか?
建物の構造によって異なります。今回は柱を撤去したうえで梁を入れて補強し、さらに耐力壁も新設して強度を確保しました。
和室とダイニングをつなげると、どれくらい広くなりますか?
今回は6帖の和室と7.5帖のダイニングに、廊下の一部約0.5帖を取り込み、約14帖のLDKへ変更しました。
窓を塞いで壁にすることはできますか?
可能です。今回は近隣からの声や生活音が気になるとのご相談があり、一部の窓を塞いで壁へ変更しました。防音パワーマットとグラスウール断熱材を重ねて施工しています。
リフォーム中に柱の腐食や雨漏れが見つかった場合はどうなりますか?
解体して初めて分かる不具合もあります。今回は浴室解体後に通し柱の腐朽が見つかったため、新しい柱を添えて金物で補強しました。雨漏れについても原因を調査し、改修用ドレンとウレタン防水で補修しています。
階段下のスペースを収納にできますか?
建物の構造や階段の形によりますが、活用できる場合があります。今回は押入れを解体した際に未利用の階段下スペースが見つかったため、収納として使えるよう造作し、洗面室側にも扉を設けました。
キッチンは小さくしても使えますか?
使い方に合わせてサイズを見直すことも可能です。今回は1800mmから1200mmへサイズダウンし、LIXILのコンパクトキッチン「ティオ」を採用しました。
ガスコンロからIHに変更できますか?
電気設備などの条件を確認したうえで変更できます。今回はガスコンロからIHクッキングヒーターへ変更しました。
在来浴室からユニットバスに変更できますか?
可能です。今回はタイル張りの在来浴室からLIXIL リノビオP 1116サイズへ変更しました。
住みながら全面リフォームできますか?
工事内容や間取りによります。生活スペースを確保しながら工程を組む必要があるため、空き家での工事より工期や手間が増える場合があります。
解体後に追加工事が必要になることはありますか?
あります。柱・土台・配管・雨漏れなどは、壁や床を解体して初めて状態が確認できる場合があります。必要な工事が見つかった際は、内容をご説明したうえで対応をご相談します。
全面リフォームと一緒に外壁塗装もできますか?
可能です。今回は室内の全面リフォームとあわせて外壁塗装も施工しました。工事内容をまとめて計画することで、建物全体のメンテナンスを一度に進めることができます。
写真を送って概算金額を相談することはできますか?
はい。工事をご希望されている箇所の写真や、おおよその寸法、現在困っていることなどをお送りいただければ、まずは内容を確認いたします。正式なお見積りが必要な場合は、現地調査にて建物の状態や寸法、納まりを確認いたします。
山下が直接伺います072-662-0620受付時間 9:00-19:00
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