高槻市 外壁塗装と窓の入れ替え工事 日向町 I様邸 ③
瓦が凍害しています
凍害とは温度差障害の事で瓦を作る時の焼成温度や焼成時間、土の性質により出来の悪い瓦がなっているようです
真夏の猛暑時に屋根は80度前後まで瓦は熱くなり、夜には30度以下まで下がりますし、突然ゲリラ豪雨が来て熱されら瓦が急激に温度が下がる等などの温度差が原因で剥離現象が発生します
瓦の裏を剥がして見たところ、剥離が酷くボロボロになってます
瓦を止めている屋根土バラバラになっていて瓦の差し替えでは済まず、ほぼほぼ葺き替え状態で直すことになってます
瓦の下に引いている黒いシートは防水しのハイトンですが、破れもなく状態がすごく良いです
凍害で瓦に多くの穴がありましたが、ハイトンが雨漏れを防いでいてくれたようです
藁入りの屋根土ドロコンで葺き戻して、一枚一枚ビスで固定してます
凍害が酷くバラバラです
漆喰も詰め替えました
樋の銅線も全て切れていて、樋がブラブラ状態でした
全て銅線取り替えてます
ずれ下がっていた鼻先の瓦も吹き戻した事で真っ直ぐに治りました
何ともない瓦もあるので、凍害だけではなく製造の問題も大きいと思いました